Windows Phone とうとう終了。Microsoftはどこへ向かう?

Windows Phone がとうとう終了とのニュース。マイクロソフトとしてのモバイル戦略はこれからどこへ向かうんでしょうか。

Windows Phone

hawkHD / Pixabay

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はじめに

Windows Phone終了のニュースが流れてきました。

Windows Phoneが事実上終了へ!MicrosoftがWindows 10 Mobileの新機能や新製品のリリースはしないと説明ーー不具合修正やセキュリティーアップデートなどは継続
Windows 10 Mobileは死んだ!?新機能や新製品の投入はしない模様 MicrosoftのWindows and Devices Group 副社長を務めるJoe Belfiore氏が自身のTwitterアカウントにて同社のスマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Windows 10 Mobile」...

政治の話じゃありませんがiOS、Androidに続くモバイルの第三極を生み出そうと頑張ってきたマイクロソフトですがこれからどうするんでしょうか。

Windows Phone を振り返る

マイクロソフトのモバイル向けOSの変遷は長い歴史があります。

  • Pocket PC(Windows CE)1998年 → Windows Mobile 2003年 → Windows Phone 2010年

なんとほぼ20年に渡ってリリースされてきています。マイクロソフトがリリースするOSですから日本のメーカーをはじめHPやDELLなどWindows PCを発売しているメーカーは都度、マイクロソフトのモバイルOSが搭載されたハードウェアを発売してきましたが、それぞれの時代に合わせてPalm OS、BlackBerry、iOS、Androidなど競合も強く、モバイルOSとしてトップシェアになったことは一度も無いです。

Windows PhoneになってからはWindows PCでお付き合いのあったメーカーすらほぼ追従せず、マイクロソフトが買収したNOKIAブランドで細々とリリースされているような状態でした。UIはWindows 10で見られるようなタイルイメージの綺麗なUIで自分も好きな方で国内でauから発売されたIS12Tという機種に飛びつきました(笑)

物好きなのでもちろん、Pocket PC、Windows Mobileの機種ともに使ったことがあり、Windows Mobileが搭載されたスマートフォンはかなりお気に入りでiPhone以前はメインで使用していた機種でした。

Windows Phoneについて

Windows系のモバイルOSはなぜ主流にならなかったのでしょうか。

  • Windowsって名前が付いているけどWindowsのアプリが動くわけでは無い
  • であればモバイルに特化した使いやすさを持った機種がいい

ってことに尽きる気がします。どうしてもキャッチとしてWindowsのテクノロジーの導入とかOSのコア部分が共通とかアピールされるわけですが結局Windows PCの魅力は豊富なアプリが支えていて、また使いこなすための知識の蓄積がある、というところで、コア部分が共通だからといっただけでWindowsを名乗られても利用者には意味はないわけです。

Palm OSのモバイルに特化した入力方法や、BlackBerryのモバイルだから必要になるセキュリティの高さ、iOSの先進的なタッチUI、Androidの検索をはじめとするWebサービスとのシナジー、などは全く無いわけです。

マイクロソフトの今後について

かといって、マイクロソフトのモバイルビジネスは失敗だったとは思いません。ビジネス用途ではWindows PCおよびサーバーのシステム構築においてはマイクロソフトに全てを担ってもらうためにもシステムの中の持ち運びの端末の一つとしてWindows系のモバイルOSおよびハードウェアは必要となっていましたのでその分野での出荷台数は多かったと思います。

そのためだけに独自OS、独自ハードウェアを維持するメリットがなくなったということでしょう。IBMのシステム商談ではiPadを中心に展開されているようですし普及しているモバイルのハードウェアを利用した方がいい、という判断がやっと出たということでしょう。

モバイルのハードウェア側はメジャーになっているiOS、Androidを利用しつつ、GoogleのようにWebサービスを展開できれば、Windows PC/サーバー/クラウドのビジネスの最大化ができるという判断は当然だと思います。

WebサービスとしてはOutlookのブランドのもと幾多のサービスを投入し改善を計っています。Googleがこの分野ではG suiteということでテック系、小規模系のビジネスでは圧倒的なシェアを持っているように見えますが、いかんせんGoogleの超上から目線のサービス利用規約を嫌って、大企業では導入に二の足を踏みそのニーズをマイクロソフトのOutlookが拾っている状況があります。またマイクロソフトのサービスであれば大手システムベンダーがそのサポートをしてくれます。

OutlookというWebサービスへアクセスする端末としては他社でもいい、iOS、Android向けのWebサービスとの連携アプリを積極的に展開しています。

こういった状況をみるとしばらくは独自のモバイルOSの展開は行わないんだろうと思います。

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まとめ

長い間展開されたマイクロソフトのモバイルOS、自分もかなりのユーザーだったため寂しくは思いつつも感謝しつつお見送りしたいと思います(笑)

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