メディアミートアップ のTogetterを読んで感じたこと

ニュースに メディアミートアップ vol.3のTogetterが流れていたので、自社ネットメディアの担当をしていた自分が感じたことを昼からアルコール飲料を煽りながらつらつらと。

Newspaper メディアミートアップ

StockSnap / Pixabay

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はじめに

そのTogetterはこちらです。

ネットメディアは、もっと真剣に広告ビジネスの位置づけを考えるべき #メディアミートアップ vol.3 (高広、菅原、徳力)
WELQ騒動やフェイクニュース時代を踏まえて、メディアの今後について議論するメディアミートアップの3回目。今回は高広さんとスマートニュースのすがけんこと菅原さんをお迎えして、メディアの広告ビジネス..

参加していないにも関わらず読んでみただけなのに感じたことを適当にまとめてみます。

メディアミートアップ とは?

vol.1の時の参加募集ページが残っていたので貼っときます。

メディアミートアップ vol.1:ヨッピー+古田編集長(Buzzfeed)
※このイベントのチケットは売り切れました。 キャンセルの返金対応が難しいため、基本的にこれ以上のチケットの発券は無い予定です。 2回目のイベントについては未定ですが、興味がある方は... powered by Peatix : More than a ticket.

このページから抜粋すると、

昨年の米国でのフェイクニュース騒動や日本のWELQを発端とした自称キュレーションメディア騒動を通じて、情報発信することの責任やリスクみたいなモノが改めて問われる時代になったと感じているのですが。 自分のような個人で情報発信している人間が、どれぐらいの意識で日々の情報発信をすべきなのか正直悩んでいます。 ということで、なんとなくメディア関係の方々と一緒に真剣に議論したいなと思い、勉強会というか議論の機会をセッティングすることにしました。

とのことで、有名になったWELQ問題がきっかけになって始めたイベントのようです。ネットのメディア関連の有名な方々がトークを繰り広げてそれをみんなで楽しみつつ勉強するということですね。

vol.3のTogetterを読みつつ

広告の位置付け

vol.3のテーマは「ネットメディアは、もっと真剣に広告ビジネスの位置づけを考えるべき」とのこと。

おっ、いきなり「広告」という生臭いワードから始まりました。メディアは広告ありきであるということを肯定してほしい!と叫びが聞こえてきます。

メディア立ち上げるときって「コンテンツ」が先か「ビジネス」が先か、旧来からあるメディアでも営業部が強いのか編集部(編成)が強いのかとずーっとつば迫り合いが発生していると思いますが。ネットサービスってビジネスモデルがある意味どうとでも設計できる(成功するかどうかはまた別の話)ので、あまり寄り道せずに理想論を語っていてもしょうがないのでネットメディア=広告って定義してまったほうがある意味スムーズになります。

ただこの回のスピーカーはスマートニュースの方です。まとめのなかでも出てきますが自社コンテンツはつくりません、とおっしゃってます。自社コンテンツを持たないサービスははっきりとネットメディアは広告だ!と言い切れますが、自社コンテンツを中心に回している方はそういってられません。広告のためだけにコンテンツを作る=編集担当をモチベートしてオリジナルメディアを作る=ブランドに育てるというのは大変難しいからです。

楽しんでもらえるメディアがやはり先で、それでPVを稼ぐことが出来たなら、ここで議論されているようなマネタイズ論議が初めてできるというフェーズに移れるんだと思います。

スマートニュースのオリジナル性とは

スマートニュースはオリジナルコンテンツを持たないのにメディアなのか?

「メディア」ってどういう意味か、どういうモノかってよく堂々巡りする話題ではありますが自分ではコンテンツの集合体とは捉えずに利用者と対象者の間に立つもの「媒介」するものと捉えてます。より魅力的に効率的に利用者に対象者の情報や商品を媒介する立ち位置にあるものは「メディア」として位置付けられるのだと思っています。

こういう観点だと例えオリジナルコンテンツを持たなくても、そのテクノロジーで利用者に使いやすさ、読みやすさを提供し、多くの利用者に愛されるスマートニュースはとても大切なメディアだと思います。スマートニュースのオリジナル性はそのテクノロジー自身だと思いますしそのテクノロジーを支えるためのコストは相当なものになっている、と思います。

自身はコンテンツを作り出さないが、日本ではスマートフォンからのアクセスをコンテンツ制作者へと結びつけるものとして、会場の参加者8割が利用しているなど、ある意味Googleの検索と同様な位置付けを担っているという自覚を忘れずに、より公平にロジック構築をして欲しいと思います。例えばTogetterから引用しておくと、

菅原「スマートニュースにどうしたら載るか?と問い合わせをいただくが、人工知能が選んでいるので我々もわからない」

という無責任な回答はしないで欲しい(笑)コンテンツ制作者はコストを掛け必死に作っているのだから。人工知能といってるそのもののロジックはあなた方が作っているのだから。

アドネットワークのお話

割とアドネットワーク叩きに終始しています。ここら辺はメディアのマネタイズを経験している人間なら初歩的な話すぎて、なにがなんやら。まとめるとアドネットワークなんかで買わないでスマートニュースの自社広告買ってよってしか読めません(笑)RPMの話とかしているのは相当PVが余っているようでアドネットワークでも埋めきれてないようですね。

自社広告買ってもいいんだけど、出稿側のマーケッターはコンバージョン(成約、申込など)という目に見える効果に対する効率(価格)を追求しているだけであってアドネットワークだろうと自社広告だろうとどっちでもいいんですよね。自分もスマートニュースの広告枠買ってましたがなんで買ってたかっと言うと効率が良かったからだけで、別にスマートニュースという名前のメディアに出していることではないんです。

ブランド広告のことが出てきますが、ブランドもコンバージョン考えたらそうせざるを得ないし、日本のネットメディアでここに出すのはどんなに価格が高くてもステータスになるから出す!と思えるネットメディアがないだけです。過去にはPC中心の時にヤフーのトップ(ブランドパネル)に出すとかはありましたが。

ナショナルクライアントはかなりの広告予算を使いますので、日経新聞(紙)に全面広告を出すとか効果ではなく経営者向けポーズ、また経営者のお仲間へのアピールという意味でいまでも残っていると思います。年寄りはネットなんかに出しても見てませんから。テレビなんかも似たような感じで使われることがあります。

ターゲットのお話

ニュースアプリだったらまだNewsPicksのほうがエッジが立っていて指名買いされそう、と思いつつ。

ネットの広告って結局その場に集まっている利用者の属性の偏りに合わせた商材でなければ、効果は思うように上がらない、と。当たり前ですが、その利用者を探しつつメディア選定したり、アドネットワークのテクノロジーを活用したり、ということが日々日々繰り返されているんだと思います。メディア側としてはビジネスの最大化を考えると、スマートニュースのように多くの利用者に使ってもらってPVを最大化したり、ターゲティングして単価の高い商材に近しい分野(WELQ!?)に絞ったりといろいろ試行錯誤していくわけです。

ネタフルの売り方のお話がありますがネタフルで広告を出した結果、数値が悪ければ再度購入されることはありませんのでリピートされるというのは効果がいいというだけだと思います。同じような結果で別のメディアとして比べた時に対応がいいほうが買われるのはもちろんです。

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まとめ

いやーっ、紙やテレビと違って目に見える数字が結果として突きつけられる大変なお仕事ですねー。日本人って小賢しいので数字が見えてしまうと真面目にそれを追いかけるので、湯水のように有名メディアだから価格見合わなくても出稿するぞ!っていうお大尽はいない気がする。会社も昔みたいな接待費なんか出ない時代です。

リテラシー高い利用者に対してはネットの広告で十分だし、リテラシー低い人にブランドを刷り込んだり、新規にブランド立ち上げるから信用が欲しい、となるとテレビは外せないし。既にちゃんと住み分けできているんじゃないでしょうか。